1792年創業の Emil Busch A.-G. の、Rathenow NEOKINO 52,5/110mmの出品です。1756年創業のフォクトレンダー社に次ぐ、18世紀創業の光学機器メーカーです。肖像写真、ポートレート撮影をする方なら、ニコラ・ペルシャイトと言うレンズ名、一度は聞いた事があるかと思います。焦点距離によっては、1本150万円のお値段で流通していましたが、この頃は、ニコラ・ペルシャイト、エミール・ブッシュのレンズも見かけることが無くなりました。ラージフォーマット、長焦点レンズが多い中、ミディアムフォーマットの標準レンズは、デジタルカメラ、ミラーレスカメラに取り付けられるので、とても貴重かと思います。外観はスレキズ少なく、光学系は、クモリ、カビ、ホコリ、スレキズが殆ど無く綺麗なレンズです。絞りはありません。 マウントは、Canon EF AF Chip付ですので、ピントが合うと音と光が知らせてくれます。コダックメダリストに一時期取り付けていたので、ヘリコイドマウントはメダリストの鏡胴です。レンズのヘリコイドと、メダリストのヘリコイド回を回すと、超接写が出来ます。(レンズが回転しますので、通常はレンズのヘリコイドを使います通常はレンズのラックピニオンのノブを回せば、50cm~∞までピントを合わせることが出来ます。色々と調べたのですが、エミール・ブッシュ自体謎が多く、レンズの詳細は分かりませんでした。分かっているのは、ニコラ・ペルシャイト譲りの滲みが、とても素晴らしいレンズだと思います。70mmキノ(映画)用レンズ、100年前どんな映画が撮影されたのでしょうか ………ご検討の程、よろしくお願いいたします。
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